現在女性に「落ちない化粧」として人気が出ているアートメイクで危害情報があとを絶たないことから、国民生活センターが注意を呼びかけています。
アートメイクとは、人の皮膚に針を用いて色素を注入することにより、化粧をしなくても眉・唇等の色合いを美しく見せようとするもの。眉や目元などデリケートな部分に施術し、危険性の高い行為であるため、日本では医師免許を有しない者が業として行えば医師法違反にあたるとしています。
同センターによると、アートメイクに関する危害・危険に関する相談が2006年からの5年間で121件寄せられており、95%は医師免許を有しない者の施術によると思われる。
被害者はすべて女性で、30代・40代が多い。施術した場所は、アートメイクの施術を提供しているサロン等、エステサロン、個人宅、美容院、医療機関など。眉とアイラインへの施術が大半で、施術部位が化膿したり角膜に傷がついた事例や、アレルギー様の症状が出た事例も報告されている。危害だけでなく、眉の形やアイラインがおかしいなど施術不良の例も多いとのこと。
同センターは消費者に、海外資格を広告でうたっていても、国内では医師法違反。アートメイクは入れ墨であることを認識し、どうしてもしたい場合は医療機関で行うこと。そして、入れるのは簡単だが除去する際には時間も費用も倍以上かかることなどを注意点として呼びかけています。